暗号化について

• テキストの暗号化
• ファイルの暗号化
• クリップボード自動暗号化

テキストの暗号化

• 共用鍵を使用する場合
• 個人鍵を使用する場合
• グループ鍵を使用する場合
• 共通鍵を使用する場合

1. 共用鍵を使用する場合
   インストール直後の初期状態で使用可能です。 　　　
   　　　
   1. 平文欄に、暗号化したい文字を入力します。 　　　
      　　　
   　　　 　　　
   2. 暗号化ボタンをクリックます。 　　　
      　　　
   　　　
   3. 表示されている暗号文をコピーします 　　　
      　　　
      (【暗号文をクリップボードへ】ボタンや、編集メニューを使用すると文字選択しなくてもコピーできます：コピー漏れも防げます)
   　　　
   4. メール等の使用先でペーストします。
   
   
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2. 個人鍵を使用する場合
   鍵を作成後に利用可能になります。
   　　　　
   1. 鍵作成 　　　　
      初期設定の、個人鍵の設定を参照してください。
      
      
   2. 鍵の選択
      起動画面の　○個人用鍵　をチェックします。
      鍵が作成されていない場合は、ラジオボタンの選択ができないようになっています。
      
      
      
   3. 暗号化
      1と同様です。
   
   
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3. グループ鍵を使用する場合（相手から公開鍵を受領）
   本機能は、ライセンスキーをインストールすると有効になります。 　
   　　　　
   1. インポート 　　　　
      　　　　
      1. 相手から公開鍵（相手の個人用鍵又はグループ用鍵）を入手し、ハードディスクの任意の場所に保存します。 　　　　
         グループ鍵の場合は、公開鍵・秘密鍵とも、同じ場所に保存します。
      　　　　
      2. メニューより＜ファイル＞＜グループ用鍵管理＞をクリックします。
      　　　　
      3. ＜インポート＞タブを選択します。 　
         　　　　
      　　　　
      4. 【鍵の用途説明】欄のテキストを入力します。
         ※Ver2.1.0以降で作成・再エクスポートしたグループ鍵は、用途説明が付加されているため
         ファイル選択すると、自動でその用途説明を入力します。
         
      　　　　
      5. 【鍵ファイル】欄へ、鍵ファイルのフルパスを入力、又は【検索】をクリックしてファイルダイアログからファイルを選択します。 　　　　
         　　　　
         あるいは、【ここに鍵ファイルをドロップ】のカラーのエリアに、公開鍵ファイルをドラッグ＆ドロップでドロップします。 　　　　
         （この場合は自動インストールになり、次の【インポート】クリックは不要です） 　　　　
         
      　　　　
      6. 【インポート】をクリックします。 　　　　
         ※秘密鍵もある場合は、自動で一緒にインストールします。 　　　　
         
      　　　　
   2. 鍵選択
      1. メニューより＜ファイル＞＜グループ用鍵管理＞をクリックします。
      2. ＜適用・削除＞タブを選択します。 　　　　
         
      3. インストールされている鍵のリストが表示されているの任意の鍵をクリックし選択状態にします。
      4. 【適用】ボタンをクリックし、適用します。(リストの上に選択した鍵のIDを表示します) 　　　　
         
      5. 起動画面の　○グループ用鍵　をチェックします。(他の鍵が選択されている場合) 　　　　
         
         鍵が一つもインストールされていない場合は、選択できません。 　　　　
         
   3. 暗号化
      共用鍵での手順と同様です。
   
   
   先頭↑
   
   
　　　　 　　
4. グループ鍵を使用する場合（自分が公開鍵を発行）
   本機能は、ライセンスキーをインストールすると有効になります。
   1. 鍵生成
      作成方法は、オプションのグループ鍵の生成をご参照ください。
   　　　
   2. 鍵選択 　　　
      （相手から公開鍵を受領）の手順と同様です。
   　　
   3. 暗号化
      共用鍵での手順と同様です。
   
   
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5. 共通鍵を使用する場合 　
   　
   1. 鍵生成(固定パスワードの場合) 　
      　 　　
      1. メニューより＜ファイル＞＜環境設定＞をクリックして、環境設定画面を開きます。
      　 　　
      2. ＜カスタマイズ＞＜暗号方式と強度＞タブを選択します。
      　 　　
      3. [共通鍵(パスワード)暗号方式]から、使用する暗号方式(AES/3DES/DES)を選択します。 　　　　
         　 　　
      　 　　
      4. 固定パスワードのテキスト欄に入力します。 　　　　
         　
         パスワード生成ボタンで、ランダム文字列によるパスワードも使用できます。 　
         これは、パスワードの長さで強度が変わるため、長いパスワードを作るのに便利です。 　　　　
         
      　 　　
      5. 【保存して終了】をクリックして確定します。
      　　
   　　
   2. 鍵生成(暗号化の都度入力の場合) 　　
      　　
      1. 起動画面の　○共通鍵　をチェックします。 　　　　
         
      　　　　
      2. 暗号化ボタンをクリック後に、パスワード入力画面が開くので、任意のパスワードを入力します。 　　　　
         パスワードを入力せずに、【OK】をクリックしても暗号化します。(内部パスワードを使用) 　　　　
         
         パスワードリストにないパスワードの場合は、自動でリストに追加します。
   　　
   3. 暗号化
      共用鍵での手順と同様です。
   　　
   ※・固定パスワードを使用した場合は、パスワード入力を要求しません。
   
   先頭↑
   
   

ファイルの暗号化

• 公開鍵・共通鍵の基本設定
• ファイルの選択
• 暗号化Ａ(ドラッグ&ドロップ)
• 暗号化Ｂ(右クリック[送る]メニュー)

1. 公開鍵・共通鍵の基本設定
   1. メニューより＜ファイル＞＜環境設定＞をクリックして環境設定画面を開きます。
   2. ＜カスタマイズ＞＜鍵と強度＞のタブを選択します。
   3. [共通鍵(パスワード)暗号方式]より、
      共通鍵の場合、○AES　○3DES　○DES　から選択します。 　
      
   4. 鍵長(公開鍵)と固定時パスワード(共通鍵)を設定します。
      　　
      1. 公開鍵は、スライドバーで鍵長を決定します。 　　
         基本的にデフォルトのままでよいです。大きいほど、強度は上がりますが、処理負荷も上がります。
      　　
      2. 共通鍵の、固定パスワードを設定します。 　　
         長いほうが強度が上がります。処理負荷にはそれほど影響ありません。 　　
         【パスワード生成】ボタンで、ランダム文字列によるパスワードを生成することもできます。 　　
         このパスワードが、共通鍵となるので、鍵管理にご注意ください。 　　
         個人鍵を使ったテキスト暗号化でファイルに保存するとよいです。 　　
         同様に、相手に渡す場合は、相手の個人(グループ)公開鍵でテキスト暗号化して渡します。
      　　
   5. 暗号方式の随時切替
      以下の方法で、随時切替えられます。
      • メイン画面で切替
        ラジオボタンで、選択します。 　
        
      • タスクトレイで切替
        常駐時に、メイン画面を開かなくても切替えられます。
        タスクトレイの右クリックメニュー＜暗号方式の切替＞から、選択します。 　　　 　
        
   
   
   先頭↑
2. ファイルの選択
   暗号化したいファイルを選択します。複数選択可能です。
   フォルダごと選択もできます（要ライセンスキー）
   ドラッグ＆ドロップの場合は、暗号化Ａへ。
   右クリック[送る]メニューからの場合は暗号化Ｂへ。
   
   先頭↑
   
   
3. 暗号化
   1. 暗号化Ａ(ドラッグ&ドロップ)
      メイン画面の【暗号化】ボタン(左側のボタン)へ、選択したファイルをドラッグ＆ドロップします。
      メニューより＜表示＞＜ファイルドロップ専用画面＞で、ドロップエリアの大きい画面も使用できます。
      
      
   2. 暗号化Ｂ(右クリック[送る]メニュー)
      
      起動パスワードが設定済みの場合、起動パスワードの入力要求があります。オプションで要求しないようにもできます。
      【暗号化】の場合は、固定パスワードの設定が無ければ、パスワード(共通鍵)入力の要求があります。
      【暗号化P】の場合は、固定パスワード設定済みでも、パスワード入力要求があります。
      

クリップボード自動暗号化

1. アプリケーションでコピー操作(Ctrl+C)
   任意のアプリケーションにて、テキストを選択しコピーします。
   
   
   
2. 任意のアプリケーションでペースト(貼り付け)操作(Ctrl+V)
   任意のアプリケーションにて、テキストをペーストします。
   この時ヘッダー(---ここから暗号文---)フッター(---ここまで暗号文---)を付加しています。
   
   復号化の流れは、クリップボード自動復号化で説明します。
   
   
3. ファイルのコピー操作
   ファイルコピーを行った時点で暗号化ファイルまで生成します。
   環境設定・タスクトレイメニューにて[ファイルをダイレクトする]にチェックがない場合は
   クリップボードへの反映はしません。
   
   
4. ファイルのペースト操作
   操作したフォルダに、変換後ファイルをペーストします。[ファイルをダイレクトする]にチェックがない場合は
   コピー元のファイルをペーストします。暗号化ファイルは、ファイル出力先にあります。